そうめい堂コンテンポラリーに新しいプライマリーアーティスト、古原汐理が加わりました。
岩手県は「民話の里」とも呼ばれるほど民間信仰・伝承等の古い言い伝えが残る地です。幼少期を岩手県で過ごした古原は、一緒に暮らしていた祖父母から多くの伝承を伝え聞いていたといいます。古原は、不可思議で、魅力的で、そして時に悲しい歴史を伝えていた伝承を基に、自身の思い出や体験が交じり合った「夢の中」のような世界を作品に落とし込んでいます。
彼女の故郷が伝えてきた歴史や物語と、鮮やかな色彩が引き出す幻想的な画面に込められた古原の願いを作品からひも解いてみるのもおもしろい作家です。
今後の掲載もどうぞお楽しみに!
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