ストーリー
飼い主が自分の歯を凝視することが増えたのに、なんとなく犬は気づいていた。見つめあっていると、その視線は徐々に下がっていき、噛み合わぬ歯列に釘付けになるのだ。飼い主はとても綺麗な歯をしていた。
ある日、犬は病院に連れて行かれた。注射は打たれないようだが、飼い主は何やら説明を受けていた。ふと横を見ると、恐ろしい参考写真がそこに貼り付けてあった。まさか。これを。
作品
年代 : 令和3年
サイズ : 23 × 27 cm(シートサイズ)
限定 : 4/8
技法 : フィルムにシルクスクリーン
詳細 : シート価格
額装 : ご相談下さい
プロフィール
2012-2016 東京藝術大学 絵画科 油画専攻 学士
2016-2018 東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻 版画研究分野 修士
展覧会
2021
・blooming sensations (s+arts グループ展)
2020
・s+arts summer exhibition (at s+arts gallery)
・SLEEPING INSTINCT ねむる本能 (ギャラリーそうめい堂 個展)
2019
・FUNNY BONE(TAKU SOMETANI GALLERY 個展)
・Sur and Smile(s+arts グループ展)
2018
・Hey Human...(ねえ人間...) (TAGBOAT 個展)
・Independent Tokyo(TAGBOAT 特別賞)
・なでたような跡がある(表参道画廊 グループ展)
2017
・Shotai Exhibition (SO Fine Art Editions,アイルランド)
・ZURETA / INTERNATIONAL PRINTED ART
(上海美術大学)
2016
・石橋財団より助成を受けポーランドにて制作・展示
ディレクターコメント
人間の周囲の生き物と人間の関係を主なモチーフとして、シルクスクリーンやドローイング作品を制作している市川。ユーモアに富んだ作品は単なる風刺画ではなく、現代に生きる我々人間の矛盾や滑稽さがある種の慈しみを持って描きだされている。人間に翻弄される生き物たちに対して生まれる奇妙な笑いとすこしの罪悪感、そしてそこに確かにある愛情。メディアとして用いられた版画に隠されたメッセージを読み解くのも面白い。
Story
The dog had actually noticed that his owner was sometimes staring at his teeth more and more. As they stared at each other, His gaze would gradually drop and become glued to the crooked row of teeth. The owner had very beautiful teeth.
One day, the dog was taken to the hospital. Fortunately, he was not going to be given a shot, but his owner was being explained something. When he looked to the side, he saw a scary reference photo stuck there. No way. Are you going to do this?
Information
Date : 2021
Size : 23 × 27 cm (Sheet size)
Edition : 4/8
Technique : Silkscreen on film
Detail : Not framed
Frame : Please ask
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SKU: IS040
¥0価格
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